霊とは何なのか
そこに霊(幽霊・故人・亡くなった人)がいる、視える・聞こえる・感覚的にわかるという人は実体験がなくとも、いわゆる霊感があるという人の存在は身近で見聞きするのではないでしょうか。
霊が出ると噂されるような場所は多くありますし、事故現場付近では嫌な感覚になり無意識に見ないようにしていたり…
霊感がないと思っていても、強い不安やいい知れない恐怖、思いもよらない出来事が起こると何か得体の知れないものが作用したのではないかと捉えていることもあります。
しかし霊を観るということは自身の心の状態と共鳴する状況を引き起こしていることが大半で闇雲に霊の仕業にすることは物事の本質から目を背け、自身が作る負の連鎖を加速させることにもなります。
幽霊の正体見たり枯れ尾花という諺のように、霊障相談の99%が抑圧からくる恐怖の錯覚が起こしているからです。
自身の心が作り出す不安や恐怖で錯覚してものをみているということは、その心に障害が起こる原因があるということです。
人はそれぞれの価値観を持ち周囲からどのような感情を向けられると自分が優位な立場になるかを無意識に理解し思考行動しますので、その意識が観せることもあります。
今、私が住む八重山諸島の海は綺麗なブルー・エメラルド・水色と言われています。
本州の海と比べれば誰が見ても美しく見えるだろうと思いますが、何色で見ているかは人により不思議なくらい違いがあります。
抑圧が重なっている人が海を見ると実際は明るくとも鉛色の重い海に見え、さらには溺れるのではないか・凍えるのではないか、という恐怖心で見ています。色が怖いという人もいます。
幽霊を観る人は抑圧の不安・怒り・疑い・憎しみ等を持ち続けることで視覚に入るものを錯覚して観えるということが起こります。
心に抑圧のない人には暗がりの中でもマイナスの感情起こらずに物事を捉えています。
先ほどの海の見え方と幽霊を観る感情は同じで、それぞれの思い込みの中で真実を見ています。
相談事も対象が人間となるだけで同様のことが起こっています。
目には見えない過去世から続く記憶がそのように目に映り、思えてしまうのだということです。
それを自覚し改善することでそこから開運・運が良くなっていくという現象が起こります。
不安や恐怖は目の前で起こった出来事から始まるものではありません。
視るもの聴こえるものを疑い追求する心が真実に出会うものです。
記憶・鬱・ストレス・霊が憑くといわれる症状が不運不幸現象を招くため解除する必要があります。
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